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「雪山の巨人」製作者達の
プロフィールや製作についての
感想や後日談等を語るコーナーです。!
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:スクリーンショット内著作権:
(c)ちゃおぶん(写真画像)
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メイキング オブ 雪山の巨人 (執筆:ハチミツ)
小説モドキ、ネーミング
ヒラメさんからストーリー原案を聞いた後、小説モドキを書く際に、ハチミツはいくつか固有名詞を設定しなければなりませんでした。
固有名詞のうち、既に決まっていたのはオルウェンという町の名前のみ。
(それは書いてるうちに小規模な寒村になりました。)
キャラクターの性質で決まっていたのは、依頼人が頭に緑色のターバンを巻いてて鉈を持っている、という事のみ。
(ターバン着用はおかしな感じもしました。なので、小説モドキではそのまま採用、シナリオでは不採用に。)
あとは固有名詞を何か考えて当てはめて行く事が求められました。
それなりに重要とされる、薬草の花の名前は・・・
考えた挙句、ドレミの音からとって来てレドシラ草にしました。
カードワース世界にはフィロンラという花があるので、たぶんその遠い親戚なのでしょう。
チンピラの名前はテキトーです。
『薬が必要』 →『薬が要るよ』 →『クスリいるどー』 →『クー、リース、イルドー』みたいな。
私の小説モドキもカードワース・シナリオも、一事が万事こんな感じです。 テキトーテキトー。
シナリオ・プロット作成
小説モドキはあくまで小説モドキ、登場人物・人間関係が固定され、セリフも各人の性格に沿ったものとなっていました。
なので、そのままではシナリオのプロットに相応しくありませんでした。
小説モドキではキャラクター紹介的な文章を冒頭に持ってきていましたが、そーゆーのは設定を固定化させてしまうので削除。
登場人物の中に恋愛感情(?)を抱いている者が一人いましたが、そーゆーのはプロット化する際に、カードワースで再現できん事もないけど面倒なので描写を削除。
他にも色々ありましたが、作業的にはおおむね削除とシナリオへの最適化でした。
そして完成したプロットをコピー&ペーストしながらシナリオ作りに入っていったのです。
シナリオ用のキャスト絵収集
はじめ、ハチミツは思った様なキャスト絵を集められずにいました。
ですが、それは集め方が悪かったのです。
その頃は小説モドキをまだ引きずっていて、例えばダレイドなんかは緑色のターバンをした男性を探していたのですよ。
それは見当たらなかったので、赤いフードにしようかなと考えた時期もありました。
ですがプロットを進めていった時、人物の服装描写をそぎ落としていた事に遅まきながら気付いた訳です。
これならば、別にこだわる必要性はあまりない。
それに雪山に緑色のターバンの薬草師って何か変じゃないか、と。
あとは前々から気に入っていたサイト『へっぽこ村CW支部』でキャスト絵をあさっただけです。
同じ絵師さんのキャスト絵で出来るだけ固めたいと思っていたので、枚数を描かれていたここはハチミツにとっては都合が良かったのです。
で、髪の毛の色がまぁ似ていない事もないキャスト絵を二枚見つけ出し、ダレイドとその妹レベッカにする事に決定した次第です。
その一方で、フロストのキャスト絵探しは逆にあまり苦労していません。
カードワースではQUBESってありますよね。 クオーター・ビューでダンジョンとか作れる有名なアレです。
アレの公式サイト『WindPalace』に、『ああ宝石警備』というシナリオを作ってたときに出会いまして・・・
掲示板を見る限り、シナリオ作者の皆さんはあまりカード絵を使用されておらず、もっぱらQUBESの利用報告ばかりの様ですが、カードも良いのが揃っていると私は思っています。
別のカード絵を探していた訳ですが、その時に白い猿人のカード絵を発見した訳です。
他のサイトさんでは見かけた事がなかった為、この様な素材を配布しているとは面白いなぁと思ったのですよ。
で、『雪山の巨人』の小説モドキを書いた時、紹介画像が欲しいなぁと思って、白い猿人の画像をフロストとして使った、と。
イメージぴったりでした! ありがたい事です。
シナリオ内、フェイク戦闘
ダレイド説得ルートに出てくるチンピラ3人組との戦闘、及びダレイドとの対立シーンでは、ハチミツは初めてフェイク戦闘に挑戦しました。
どういう事かというと、人物以外の物もキャストカードにして一緒に登場させそれっぽい擬似戦闘気分を味わってもらおうという演出でした。
1ラウンド内で全て決着させようと努力しました。
これは賢者の選択のカナン王との戦闘でカナンの魔剣を取り上げられてしまうのとかを参考にしました。
必ずしもプレイヤーが小説モドキの様に都合よく動いてはくれない、と考えたからです。
だったら強制的に動かすしかないな、と。
ダレイドとの対立シーンでは、後に小柴さんがそれに剣鉈をプラスしてくれていますが、あれはテストプレイ時にちょっと物足りなかったのでハチミツが付け加えて欲しいと促した物になります。
シナリオ内、雪崩の表現
小柴さんにパスしてからいくつかのバージョンを経た後も、雪崩のシーンは音が加わったり文章表現が切り替わったりしたものの、長らくあの雪崩の場所はハチミツが作ったものとあまり変わっていませんでした。
つまり、背景が真っ白のままだったのですよ。
そこで何度目か忘れましたがメールにてシナリオをやり取りしていた時に、雪崩をカードで表現する事を思いつきまして、エディタをいじり付け加えさせてもらいました。
といっても、難しい事はできません。
雪の絵を描き、奥の方を最小サイズのカードにして埋め、その上に標準サイズのカードを配置し、更に極大サイズのカードを持ってきました。
あとはフラグを用いて、非表示と表示を切り替え、奥から手前に雪の波が迫ってくる様に演出したつもりです。
後に小柴さんによって極大サイズのカードのみ、別の画像に差し替えられていましたが、まぁ妥当な変更だったと思います。
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秘話
1.当初の企画タイトルは『雪山の花』でした。
2.フロストは夏は毛が生え変わって大猿っぽくなります。
3.じつはここだけの話・・・突き詰めれば、『雪山の巨人』に出てくるフロスト・ジャイアントの設定・描写はまるでデタラメっ! テキトーっ! 深く考えるな、感じるんだ!
(興味がある人はGoogleで『フロスト・ジャイアント ウィザードリィ』で画像検索をかけてみましょう。バイキングの親玉みたいなモンスターの画像が出ますが、それが原義のフロスト・ジャイアントです。)
以下、言い訳。
どーしてフロスト・ジャイアントという名称を採用する事になったのか。
その記憶が抜け落ちていて、ヒラメさんにもこのハチミツにも分かりません。
だけど、ハチミツの手元にはJICC刊のファミコン攻略本『TVゲーム怪物イラスト大事典』なる書物があります。
その本の中にも、フロスト・ジャイアントの項目があって、解説はウイザードリィというRPG準拠でした。
おそらく、それを見た時、ヒラメさんとハチミツはこう思ったのでしょう。
寒くないのか、巨人よ、と。
だって、イラストみたら寒冷地に住んでるくせに、筋骨粒々な筋肉をおしげもなく見せていて、ほとんど上着を身に着けてない。
着ているのはもう鎧だけ。
「寒そうだ! 俺達のは違う! こんなんじゃない」
もっと毛がふさふさしてなきゃ変だ、寒いもん。
で、寒冷地で体毛がふさふさしてて直立二足歩行してる。
服着てないかもしれん。
それほど知能は高くない筈。できれば、武器も使わない方が良い。
たぶん洞窟とかに住んでるんだ。
あー、・・・イエティっつーか雪男じゃんって。
だから、『雪山の巨人』のフロストは、厳密にはフロスト・ジャイアントでも何でもなくて、単なる雪男!
ホント、嘘ついてごめんなさい、許して下さい、みたいな。
でも、カードワースにおいて、雪男ってまだ私のプレイしたゲームには出てこなかったんですよ。
フロスト・ジャイアントもね。
だから「ま、いっか」って。
語感がカッコイイからフロスト・ジャイアントという名称を採用しただけっ!
だって語感がカッコイイじゃないですか!
それだけの理由から、設定を雪男にねじまげました!
原型ほとんど留めていません。
だから本当にRPGやTRPGをやっている人とフロスト・ジャイアントの話をされると非常に困る、うちのは雪男を勝手にそう呼んでるだけだし☆
長々とすいませんが、そーゆー事でした。
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